病院・医院などの医療機関、看護学校・専門学校などの医療系教育機関などのご依頼を受け、医療従事者の方、医療系の学生を対象とした研修を行っています。
連続講座、ワークショップなども可能です。テーマや形式も含めて、ご相談、コーディネイト、講師の派遣をさせていただきます。
(語学研修のみのご依頼の場合は連続講座とさせていただきます。)
日本で外国人が受診する際に、医療従事者が知っておく必要のある知識や対応の方法、留意点についての講演、ワークショップを行っています。
当センターが作成したオリジナルテキスト「医療従事者が知っておきたい外国人患者への接し方」をベースにした講座・ワークショップや、実際に外国人患者さんを招いての研修、また現在の状況や課題をお聞きしながら、必要な研修の提案も可能です。
中国系の患者様、中南米系の患者様、ムスリムの患者様、周産期や母子保健など、医療機関に特に多くこられている患者様の傾向に合わせた研修も可能です。
*基礎編
あいさつ、こえかけなど、医療現場で使える簡単なコミュニケーションの習得を目的とします。
※対応言語は開催地域によって異なります。一度ご相談ください。
*実践編(英語のみ)
日常会話レベルの方を対象とし、受付、受診、入院中の会話など、場面を想定した語学の習得を行います。
ご利用医療機関
・京都大学医学部附属病院 看護部(Ask me!ナース)2010年〜
・恵心会京都武田病院(英語研修)2015年〜
※外国人患者への接し方についての講義、ワークショップ、語学講座を組み合わせての開講も可能です!
・外国人住民の医療について考える
・在住外国人の看護
・外国人患者にどのように対応したらよいのか
外国人患者を取り巻く状況と課題、それに対する各地の実践事例などを交えてお話しします。外国人患者受け入れのための基礎となるお話が中心の講義です。
講義では、基本的な外国人医療についての知識を学び、その後、実際に病院で利用している多言語資料を利用しながら、どのようなコミュニケーションをとっていくのが望ましいのか、考えました。
外国人ゲストよる、日本の医療機関を受診したときの驚き、自身の受けて来た医療との違いについてのお話しと、簡単なあいさつ、こえかけなど、ゲストの母語の一口レッスンを行いました。
外国人=英語がはなせる、とは限りません。英語より片言の日本語の方がよくわかる方もたくさんいらっしゃいます。日本語でのコミュニケーションの方法、言葉の選び方、説明の仕方の工夫するだけで、スムーズなやりとりも可能です。
また、既存の多言語資料、多言語のコミュニケーションツールを利用することで、一歩進んだやりとりも行えます。そんなコミュニケーションのコツ、ツールの利用の仕方を学びます。