京都市医療通訳派遣事業 医療通訳養成講座 2009

「患者の視点からみる医療コミュニケーション」

1月16日(土)午前10時~12時 

佐伯晴子先生 (東京SP(模擬患者)研究会代表 東邦大学医学部非常勤講師)
会場:ひと・まち交流館きょうと 第4会議室

医学教育では患者さんと医療者とが互いに分りあうことを目的にシナリオを用いて患者役を演じ、 診察の場面での会話を行う「シュミレイテッド・ペイシェント」(模擬患者)というコミュニケーションのトレーニングがあります。
医 療通訳者は、病院の待ち合いなど、医療通訳者は患者に寄り添う時間が短くありません。通訳に取って語学力や通訳技術はもちろん大切ですが、患者さんとの信 頼関係を築くこともまた 重要です。患者は、何を思い、どう感じているか?SPの世界から患者の視点から医療コミュニケー ションについて一緒に考えませんか?

佐伯晴子(さえき・はるこ)先生
大阪外語大学ロシア語科卒業。1988-93年イタリア滞在 中に。ミラノ国立がんセンターにある欧州 緩和ケア協会事務局にてボランティアとして活動する。帰国後、翻訳、英語、イタリア語講師を経て、 95年東京SP研究会の設立持より事務局を担当。模擬患者およびコーディネイターとして医療者教育にかかわる。現在、同研究会代表。東京慈恵会医科大学な どで非常勤講師。日本医学教育学会評議員。 厚生労働省社会保障審議会医療部会、他で委員を務める。 主な著書に「話せる医療者」(医学書院刊、日下隼人氏との共著)。「あなたの患者になりたい」(医学書院刊)。

医療通訳基礎コース(2日連続)

医療通訳の現場力を高める 

医療通訳養成講座が新しくなりました! 基礎コースと実践者コースと2つのコースを設け2日間集中で医療通訳の基礎から実践を学びます。 1/16 10:00~12:00の基調講演「患者の視点からみる医療コミュニケーション」は無料公開です!是非ご参加ください

企画・運営 特活)多文化共生センターきょうと
共催 京都市・財)京都市国際交流協会・特活)多文化共生センターきょうと

2010年1月16日(土)13:00-16:00 ~1月17日(日)10:00-17:00

会場:ひと・まち交流館きょうと
基礎コースでは、医療現場で通訳者として活動するために必要な基礎を学ぶと共に実践力を身につけることを目指します。

医療通訳者として必要な基礎知識や姿勢(通訳倫理)、技術を座学、通訳ロールプレイを交えて集中的に学ぶコースです。 医療分野の通訳者を目指す方におすすめの講座です
日常会話レベル以上の語学力(第2言語で)のある方が対象。言語は限定しません
★POINT:通訳倫理・医療知識・通訳ロールプレイ
※ 座学、ロールプレイを交えて進めます

メイン講師:高嶋愛里(看護師・保健師・医療通訳コーディネイター) 

検査

渡辺恵美(診療放射線技師・医療通訳事業アドバイザー) 
田中 實(滋賀県立精神医療センター 検査科技師長)    

ロールプレイ協力:政宗敦子(医療通訳コーディネイター・医療通訳者)

医療通訳 実践者コース(2日連続)

2010年1月16日(土)13:00-16:00 ~1月17日(日)10:00-17:00

会場:ひと・まち交流館きょうと
内 容: 通訳者としてもう一歩ステップアップしたいと考えている方、通訳経験のある方を対象に医療通訳者としての実践力と 対応力を身につけます。実践者コースでは現場の実例に即したロールプレイシナリオをベースに、通訳者としての姿勢、知識、対応力を身につけます (対応言語:英語・中国語・韓国朝鮮語)
★POINT:通訳倫理・場面別通訳ロールプレイ・患者ケア

※通訳ロールプレイを中心に進めていきます
※言語グループ毎にロールプレイを行います。 ネイティブの模擬患者と医師役が入ります※上記以外の言語の方で参加希望の方は事前に事務局にご相談ください。
言語によっては対応ができない場合もございます

メイン講師:重野亜久里(多文化共生センターきょうと代表)

検査

渡辺恵美(診療放射線技師・医療通訳事業アドバイザー) 
田中 實(滋賀県立精神医療センター 検査科技師長)    

制度
篠田早苗(看護師・助産師・多文化共生センタースタッフ)