医療通訳研修 2012(岐阜県医療通訳者育成事業委託業務)

岐阜県下の医療機関で活動する医療通訳者を募集します!

 岐阜県では47,560人の外国籍住民が暮らしており、定住化、高齢化が進んでいます。日本語が不自由な患者が医療機関を受診することも増えており、県内での医療通訳の必要性が高まっています。そこで岐阜県における医療通訳者を募集いたします。

本事業では現場の即戦力となる専門家を育成するために約1ヶ月間研修を行い、その後岐阜県下の医療機関で通訳実務実習を行います。

 

※多文化共生センターきょうとは岐阜県の「医療通訳者育成事業委託業務」(緊急雇用創出事業臨時特例基金事業)の委託者として選定され本事業を実施しております。

・全通訳研修、病院での実務実習が行える方

・通訳経験がある方

・母語以外の言語で日常会話以上の語学力があり読み書きができる

・岐阜県、岐阜近郊にお住まいの方

・失業中の方

通訳研修:2012年11月5日〜11月19日(月、火、水、金)週4日
              10:00〜17:00

研修会場:岐阜県国際交流センター(岐阜市柳ヶ瀬通 1-12 岐阜中日ビル2F)

     *病院実習前に通訳業務が可能かを判断するテストを実施します。
     *お越しの際は、公共交通機関をご利用ください。

病院実習:2012年11月下旬〜2月下旬 週2回程度の勤務

実習病院:岐阜県総合医療センター(岐阜県岐阜市野一色4-6-1)
     他岐阜県の医療機関(現在調整中)

 科目 詳細 時間 場所
通訳知識 医療通訳基礎 9時間 岐阜県
国際交流
センター
解剖学、病態生理、医療制度、検査

12時間

通訳技術 総論、通訳技術(各言語別) 9時間
通訳ロールプレイ 場面を想定した実践ロールプレイ 12時間
グループワーク

言語グループでのグループワーク

6時間
実習前説明

 3時間

見学実習 県内、近隣県の医療通訳の取り組み(医療機関訪問) 6時間  
病院実習 通訳実務実習 11月下旬-3月 各協力病院
中間研修 1月中旬

岐阜県

国際交流

センター

※日程、講義内容に変更がある場合があります。その場合は参加者に事前にお伝えします。病院実習前に実習が可能であるかの技術確認テストを実施します。

通訳総論

 重野亜久里 特活)多文化共生センターきょうと代表

通訳技術

 野中モニカ   ポルトガル語翻訳、司法通訳、通訳案内士
       FM COCOLO ラジオパーソナリティ

 後藤美樹      フィリピン語通訳者、行政通訳、司法通訳

       特活)多文化共生リソースセンター東海

       フィリピン人移住者センター(FMC)
 シャオチェン中国語通訳人

       FM COCOLO ラジオパーソナリティ 

       有)Jasmin's 代表

医療知識

 渡辺恵美 診療放射線技師

 松尾 匠 医事

 原 祐樹 臨床検査技師
 藤田紀見 特活)外国人医療センター事務局長、看護師
 高嶋愛里 特活)多文化共生センターきょうと、看護師、保健師

実習指導

 高嶋愛里   特活)多文化共生センターきょうと、看護師、保健師 他

雇用期間:2012年11月5日〜2013年2月下旬(研修期間、実習も含む)

募集言語:ポルトガル語4名、中国語2名、タガログ語2名

給与:¥1,050 /時給+交通費(¥1,500を上限とする)

勤務地:岐阜県国際交流センター(研修)

    岐阜県総合医療センター、他岐阜県内の医療機関(現在調整中)

※全57時間の研修の後、病院での実習、通訳活動を行っていただきます。

※岐阜県との委託契約が成立することを前提に募集しております。(9/27現在)